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【校長先生のお話】 [校長先生]

校長  清水 晶子
12月に入りました。
「学習発表会」では多くの保護者の皆様にご来校していただきありがとうございました。
さて2学期まとめの月を迎えました。学習のまとめをしっかりさせたいと思います。
ご家庭でも声かけお願いいたします。

12月5日 朝会の話
「本当の友達」
今週は、都内の小学校5年生男の子が書いた作文を読みます。
題名は「本当の友達」です。一緒に考えてください。

友達とはどんな存在か。この質問に対して、みんなは、「一緒にいるとたのしい。」と答える。
けれどみんなの言う「たのしい」とは、どのようなものだろうか。ぼくは疑問に思った。
しかし友達とのある出来事の中で、その答えを見つけた。
友達との遊びの中で、ものを取るという遊びがはやった。
ぼくの消しゴムを友達が取って逃げる。ぼくは返してほしいから、友達を追いかける。
追いかけて来ると友達は余計におもしろがり、さらに逃げる。
そのうち他の友達も参加して、ぼくに取られないように消しゴムを回す。
結局最後に消しゴムは返ってくるのだがぼくはとてもいやな気持ちになる。

しかし遊びなので、ぼくも友達の消しゴムを取って逃げる。相手が追いかけてくる。
そのうち、他の友達が、「ヘイ。取られるぞ。こっちへ渡せ。」と言ってくる。ぼくは渡す。
最後には消しゴムを返すのだが、友達はとってもいやそうな顔をしてぼくを見る。その顔を見て思いだした。ぼくも同じ気持ちになった事を。
ものは最後に返ってくるのだが、一度傷ついた心はなかなか治らない。
そんな思いをぼくは友達にさせていたのだ。
自分は遊びたいと思い楽しんでいるが、相手は傷ついている。
これは遊びではない。いじめだ。
友達同士がすることではない。
本当の友達とは、自分も相手も両方が楽しくなることをしているはずだ。
これがぼくの見つけた「たのしい」の答えだ。
世の中からいじめはなくならないだろう。だけど、ぼくが思ったようにみんなも考えてほしい。
もし自分がされたらどんな気持ちになるかを。そうすればいじめは二度となくならないはずだ。

さあ、どうでしょうか。皆さんにもこんな経験があるのではないでしょうか。
相手がいやがる事はしない。相手の身になって考える。大切な事です。
友達同士で遊んでいる時、こんな場面にあったら、一人でもいいから「やめようよ。」
という勇気を持ってほしいと思います。
この作文を書いた子のように自分も楽しくて、相手も楽しい、両方楽しい、
そんな遊びをして毎日本当の友達の中で過ごしてほしいと思います。
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